多分飲むなと言われると絶対に飲みます






何だか分からないうちに偉い人だと言われて・・・・・・・不安がいっぱいです

っと言うか此処はどうなっているんだか

取り合えず、もっと詳しく教えてください









―カと言う悪戯の弾み!?―

















さっきまでの事でまだ放心状態の俺をコンラッドとヴォルフラムが何処かへ

引っ張っていく

何だか「俺も行く!!」っとユーリがホザいていた様な気がしたが

気のせいだろう

などと考えている暇もコンラッドは俺の腕を掴みながら歩いていく

・・・・ヤケに顔がニコヤカなのは気のせいだろうか

途端に歩いていたのが止まった

コレを見てください」

そう言われて俺は目の前の絵に目を動かした

「え?何だこれ・・・・・ヴォルフラム?」

「これは初代魔王・眞王陛下だ」

「へぇ〜〜〜〜〜って・・・うぇえぇっ!?

そこに描いてあるのは如何見てもヴォルフラムで、でも良く見ると瞳の色が

碧ではなく藍だった

腰に手を付けて何ともいえないカリスマオーラを発していた

「ん?じゃこれは?」

「それは魔王と同等の・・・・双黒の大賢者です」

隣を見れば瞳も髪も黒で長髪の美青年が描いてあった

こちらは微笑むように笑っていて本を持っている

「・・・・・・・・・・・・じゃぁもしかして・・・・・これが黒花か?」

「そうです」

「眞王と大賢者とも同等で直属の騎士黒花だ」

魔王と言われた絵の右には大賢者ではなくもう一人の絵が描かれていた

髪は紅く眞王より髪が長いが大賢者みたいではない

瞳は鋭い光りの黄金だった。その右首の所には俺と同じ真っ黒い薔薇の様な痣があった

赤い紐に黒い珠が付いている剣・・・・っというより刀を構えながら

まるで獲物を狙っているようにだが・・・何処かしら魅入られる笑みを浮かべていた

「はぁ〜〜〜」

「この方がお前の一番初めの魂の持ち主だ」

「俺の前世ってことか?」

「そうとも言えます」



実はと言うと・・・・俺は黒花と呼ばれた絵の人物を

とても懐かしく思った。絵を見るのなんて初めてだしましてやこんな人物見たことも無い

それだけなら気のせいだとデジャヴかな?っと思えたが

あとの二人を見た途端何て言えば分からない感情があふれ出した

悲しいような、懐かしい親友にあったような、嬉しいような・・・

そして自分の限界を超えてもこの二人を守りたくて、一緒にいたいっと言う

全てが交わった感情だった・・・・・・・





























「あっおっかえりー兄!!」

「あぁ!様!!お帰りなさいませ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「只今〜ユーリにギュンター」

コンラッド達が向かった部屋にはユーリとギュンターが居た

よく見ると端の方にフォンヴォルテール卿も机で仕事をしていた

何やらユーリは椅子に座って尋常じゃない紙の山に何か書いていた

「何やってんだ?」

「これは陛下のお仕事です。これ全て陛下のサインが必要なもので」

「はぁ!?マジ?コレ全部?」

片付けたらしき何枚かの紙を見てみると意味不明の文字の一番下に

綺麗とは言い切れない『渋谷有利原宿不利』っという日本語が書かれていた

「オイ。ユーリお前の名前は何時から『原宿不利』が付いたんだ?」

「え?!もしかしてまた間違えて書いちゃった!?」

どうやらしょっちゅうやるらしいな・・・・・・・・・

「っで?如何だったんだ兄?」

「あぁ、何かすっげぇ美人さんな紅い髪の俺と同じ痣がある人の絵を見てきた」

「へぇ〜眞王ってさヴォルフラムに似てるよな?」

「似ているどころか、瞳の色が違うだけじゃねぇか」

「陛下!お手が止まっておりますよ!」

「あ〜へいへい」

っとまたユーリはいかにも面倒ですという顔でサインを再開した

「お前が早く仕事を終わらせないい二人っきりになれないどろ!?」

「何でお前と二人っきりにならないといけぇんだ!!」

「そんなのは婚約者なんだから当たり前だろう!!」

「当たり前じゃねーーーーーー!!」

「ってかお前等ってどうやって婚約者になったんだ・・・?」

っと素朴な疑問を呟いたらユーリがバッと顔をこちらに向けた

兄!絶っっっっっっっ対に右手で誰かの左頬を平手打ちをしちゃ駄目だからな!!」

「何で?」

「何でも!!何があってもやっちゃ駄目だからな!?」





あっはっはっはっはvユーリ・・・・・・・・まだまだだな(某テニス少年らしく)

人はやるなと言われるとやりたくなるんだぜ?

「なぁ。コンラッドこっちに来て」

「はい?何ですか?」

「良いから良いから」

近づいてコンラッドを少し顔を上げて見る

さほどコンラッドとは身長は違わないので俺は少し視線をあげれば良いぐらいだ

そして俺はかなりの笑顔を今浮かべているだろう。そして・・・







パチンッ











その瞬間周りの空気は止まったような気がした





「で?こうするとどうなる訳?」

ニッコリvと効果音が付くくらいの笑顔で俺はユーリに向かって振り返った

ユーリはぽかんっと口を開けて驚いているようだった

正確に言うとユーリだけではなく、俺に叩かれたコンラッドや

ギュンターは折角の美人な顔を驚きで歪めているし、端に座っていたフォンヴォルテール卿も

目を見開いている



そんなにやっちゃ駄目な事なんだ?(微妙に楽しそう)





「●△□☆※◎〜〜〜〜っ!?様!?何故コンラッドなどに求婚を!?」

「え。何?これって相手に求婚をする意味だったの?」

マジで?じゃぁ俺はいきなりコンラッドに結婚を申し込んだも同じなの?

わお。ってか某不良風紀委員長の口癖を言っちゃったよ

「あ〜〜〜〜〜〜〜!!だから止めたのに〜〜〜〜〜〜!!!」

ギュンターは髪を振り乱してハンカチを咥えながら涙を流していた

ユーリは頭を抱えながらう〜あ〜っと呻いている

未だにコンラッドは動作停止中だが

「・・・・・・・流石はユーリの従兄だな」

「ヴォルフラム。もしかしてユーリもこれやったの?」

「ああ。それも僕の母上の前でな」

「うわぉ」

あ〜ぁ、ユーリの事だからきっと知らないでやったのかねぇ・・・・・・

「って事はヴォルフラム。俺とコンラッドは婚約者同士?」

「・・・・あぁ。そういうことになるな」

「あ〜ヤッタネ。恋人ゲットじゃん?」

「・・・・・・・・・・・・・男同士などと言う事は気にしないのか?」

俺どっちでもいけるから

「・・・・・・・・・・・・・そうか」

うん。やっぱし冷静な俺様乾杯☆

未だにコンラッドは俺に打たれた頬を手で触りながらボーっとしている

「コンラッド〜?」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「コンラッドー起きてるかー?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・起きてはいます」

あっやっと機能回復

「で。俺の婚約者にならない?求婚の知らなかったけど」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・止めないんですか?知らなくてやったのでしょう?」

「あーでもほら。俺コンラッドの事嫌いじゃねぇし。どっちかというと好き」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺もです」

「じゃぁ。婚約者で」

そう言って俺は内心ヤッタネ☆コレで恋人ゲットだ!それも美形!等と考えていた































俺の辞書には『普通』っと言う文字は多分ありません