「あらあら〜v格好いいわん!この御髪は本物なのでしょう?元帥」

「あ、はい・・・」

「いや〜んvほっっとうに美しいわねぇ」

「・・・・どーも」



あのすみません・・・



誰かこのフェロモン系美女から助けてください(切実











―やがてカで始まる魔剣発動!―

















外から見ても金襴豪華だった船は中に入っても豪華だった・・・

しかもその船主は・・・

「やだぁコンラート達もいるならもっと早く教えて欲しかったわん」

ボンッキュッボンが似合う迫力金髪美人だった

しかもコンラッドの知り合いってどういうことだ・・・?

「戴冠式以来ですね、母上」

「や〜ん、ますます格好良くなってv」

「そんなに変わっていませんよ」

動揺も何もなく何時ものように爽やかに挨拶をするコンラッド

うん・・・それはいいのだが

「・・・・あ?」

今妖しい単語が・・・おいおいおいおい

ちょっと待て

「・・・お前の・・・母上?」

「え?あぁお会いするのは初めてでしたか?

俺たちの母親・・・」

「前魔王フォンシュピッツヴェーグ卿ツェツィーリエと申します、ツェリって呼んでねv」

「・・・魔王直属騎士黒花のと申します」

膝をおってツェリさんの手に軽く口付けをする

さすが上王慣れた様子でそれを受けてくれた

うん、でもな

さすがにコンラッドたちの母親なのにこの若さはどうなのだろうか

いや!うちの母親や有利んちのもめっちゃ若いんだけどもさ!!

・・・女性は老けないんだろうか



「そういえば、貴方たちは何故この島へ?」

「陛下のご命令でね・・・・魔剣を探しに」

「魔剣?」

うっかり忘れるところだったが俺たちは魔剣の為の情報を

集めている最中だったのだ

・・・・もう面倒くさいとかは、あえて伏せておくが

「あらぁ、そうだったの?あ、じゃぁじゃぁコレを貴方たちにあげるわんvv」

ツェリさんが指をパチンッと鳴らすと、どこからか執事らしき人が現れて

その人が持ってきた服を渡された

マントに甲冑らしきものと・・・兜か?

「この国の兵士の服よ〜vどう?使えるかしら?」

うん・・・その気持ちは正直ありがたい



着るのを俺は遠慮したい

どっから見てもダサ・・・おっといけね

「有難う御座います、何かに使えるかもしれません」

コンラッドがその服を貰って、適当な袋に入れた

まぁ、何かには使えるだろうな

ほのぼのと時が過ぎていて、すっかりと緊張がなくなっていたのが悪かったのか

目的を一瞬でも忘れたせいなのか・・・・

腕を組みながら傍観に徹していた俺は行き成り鳴り響いた耳鳴りに

頭を抱えた







「・・・・ぐっ!?!?」

――――――キィ・・・ン・・・ッ



!?」

「元帥!?」



頭が割れそう、で

自分の身体の内から・・・・何か知らない力が這い出してきそうなこの感覚は



アイツが来る 前  触 れ 







「・・・・ッコンラッド!有利の所に行くぞ!!」

「はい」

痛みを紛らわすように頭を振り

自身を落ち着かせる

頭にあの声が蘇って来るようだ・・・・・



ああ。イラつくなぁ



イラつく神経を無理やり押さえ込み

原因の従弟の元へ走っていく



さて・・・・どう落とし前付けてもらおうか

思わず、笑みが零れてしまったのはしょうがないと言いたい











「あぁ・・・やっぱり有利の仕業だな」

「えぇ・・・あの強烈な光は陛下ですね」

人々の悲鳴が聞こえるほうへと向かっていくと

コロシアムの中央から、黄色い光が放たれていた

背筋がヒヤリと冷えていくのにもかかわらず・・・身体の中心からは

熱い力が溢れ出してきそうだ

だが、さっきとは違って耳鳴りと頭痛が引いていた

・・・・この似通った不安定な力は・・・?



「・・・チッ、有利のやつまた面倒を起こしやがってッ!!」

「・・・・取りあえず落ち着いてください、まずは陛下たちの安全を確保しましょう」

「あぁ」

コロシアムに入ってから二手に分かれて、中心へと向かっていった

ソコには予想道理・・・従弟の姿を確認した

例の魔剣が発動したらしいが、どうやら制御ができなくて暴走しているらしい

・・・面倒くせぇ



「さて・・・どうするか」

あいつの周りには如何やら魔力で、突風が吹きあられているらしくて

コンラッドも近づけないらしい

・・・・厄介だな







「有利!!」

「・・・・・ッ!?」

「それでも魔王か!お前は臣下にも危害を加えるというのか!!」

人間たちが逃げ去った後の観覧席に立ち力いっぱい叫んだ

どうやら従弟は気が動転しているらしい



何を、ヤッテイル?

お前は、魔王ダロウ?





その言葉で目が覚めたのか

有利は魔剣に何か叫んだ

その途端に、あの光がなくなっていく・・・・





「ヴォルフラム!!オレンジ頭!!すぐに撤退だ!

袋の中の服に着替えて此処を出る準備をしろ!!」

コロシアムの外に居た、二人に声をかける

ヴォルフラムは関係ないだろうが・・・

・・・・・・・・図ったのか

























あぁ、やっぱり俺はまだアイツを信用できないようだ