ムカつく声に頭にきて飛び起きたのは良いが・・・そのせいで頭がガーンガーン
しますよ・・・・へっへっへ
船酔いのヴォルフラムんの気持ちが分かりましたよ・・・・
コンラッドの肩を貸してもらってそこに頭を傾けている状態でーす
うぅ・・・・・頭が割れる
―魔剣とカなので島上陸!―
ウッフッフ・・・
あっはっはっは・・・
おっほっほっほっほ・・・
・・・・・・・・・・・・・クソぉ
「チャラ〜ン、お迎えに来ましたよ陛下」
ストン―――ッ
「誰だ・・・俺様が弱ってるって言うのにアホな効果音言った奴は・・・」
「「「・・・・・・・・・」」」
「ぎゃぁ!?ちょちょ元帥!?コレッ今少し髪切れましたよ!?」
・・・まぁ何を起こしたかというと、たまたまソコに落ちていた硝子の破片を
俺の具合を知らねぇオレンジ頭の顔の数センチの所に投げただけですよ?
頬から血が出ているが・・・・知ったことか(ハッ)
「わーすみません!何か今兄もんの凄く具合悪くて!!・・・ってかどちら様でしょうか?」
「い、いや・・・別に良いんだが・・・。ホラ『踊りましょう?』」
何やら誰だか分かっていない有利にオレンジ頭がウィンクつきで何か言っていた
「あ!!ミス上腕二頭筋!?」
「ごめ〜と〜う」
「えっでもなんで男になっちゃたの?」
「アレは女装。仕事の都合上」
あーそうなんだ。てっきり趣味でやってるのとばかり・・・
オレンジ頭を有利に紹介するためコンラッドは立ち上がったため
俺は頭を預ける所がなくなった・・・なので隣に居たヴォルフラムの肩に首を傾けた
「・・・?!おい!自分でしっかり立ってろ!」
「えー・・・いや無理だから頭重すぎ痛すぎちょっとだけ貸してくれれば良いから」
「何故僕が貸さないと・・・!」
「んーじゃぁ自分で頑張っていますよ」
よっこいしょっと言った後後ろの壁に寄りかかりながら如何にか正面を見て
オレンジ頭が言った言葉で有利とヴォルフラムがまた微笑ましくしているのが見えた
あー頭痛
「あ、そういえば俺の何処だ」
脱出?逃亡?している最中に何時もいる愛刀が居ないことに気づきコンラッドに聞いてみた
「あぁ・・・の剣なら・・・」
「はいは〜い。元帥の剣ならここだよん」
後ろに居たオレンジ頭の声が聞こえて振り向けば、オレンジ頭の背中に括り付けてあった
「元帥の剣が一番重くて・・・俺でも手に持てなかったから背中にしょってきたんです」
「ありがと、さっきのでムカついていたからオレンジ頭って言ってたけどちゃんと名前で呼んでやろう」
「え!?俺のことそんな名前で呼んでたんスか?!」
「あっはっはっは。男は小さいこと気にするなよ☆」
「それ思いっ切り矛盾していますって!」
何てお笑いしつつも俺は自分の剣をしっかりと腰のベルトに差し込んだ
「・・・・・・・・・・」
「何だよその顔」
ふっ、と黙ったヨザックを不審に思い下に落としていた目線を上げてみれば
何処かポカンッとした顔を見せられた
「よくそんな重い剣腰に差せますね」
「・・・そんなに重いか?俺には軽いぐらいだけどな、まぁ持ち主の特権て奴?」
「・・・はぁ、そんなもんすかね」
「そんなもん、そんなもん」
こっちに来てから実は何回か言われている言葉にてきとうに答えて
俺たちは先に小船に乗っている有利たちの方へ走っていった
あれからコンラッドが一人の乗組員と大人の会話で話をつけて
島に向かって小船を漕いで、漕いで、漕いで・・・・・
オールを漕ぐ舟なんか1何年ぶりだろうな、確か高校一年の時部活で
遊びに行ったときボートで皆と競争したんだんだっけな
負けた奴は町内五週猫耳つけて走ることなって・・・・若かったな
まぁ・・・そんな青春時代は良いとして・・・
「何でラマーズ法で船漕いでんだよ、オイ」
有利がヴォルフラムが寝そうだったため言い出したのがキッカケで
コンラッド以外その掛け声になってしまった
「ってかもうヴォルフラム駄目だなこりゃ。俺変わるから寝てろよ」
もう首が違う船漕いじゃって、目閉じた〜・・・ハッてな感じで起きている状態
「ん?・・・・ぅん」
「はい。お前こっちお休み」
「お・・・やしゅみ・・・」
フラフラしてるヴォルフの体を俺が座っていた場所に誘導して
俺は変わりにオールを漕ぎ出した
「お、スピードが変わったな」
「そりゃぁ俺とヴォルフ交換したんだし?」
ヨザックが言ったことに当たり前だろと答えて
俺たちは微妙に長ったらしい名前の島、ヴァン・ダー・ヴィーア島へと向かっていった
さてさてまだ見ぬ魔剣、果たして何にも無く手に入れられんのか?